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講座の紹介:広島大学国語文化教育学講座はこんなところです

人間の生活にとって欠くことのできない言葉と,その言葉による交流や文化について深く学び,研究し,その上に立って国語の教育のありかたを追究することが,広島大学国語文化教育学講座全体の教育・研究目標です。

本講座は,次のコース,専修で構成されています。

それぞれの入試については,次のページをご覧下さい。

以下では,コース・専修を紹介します。

教育学部 第三類(言語文化教育系)国語文化系コース

国語文化系コースでは,日本の「国語」としての日本語のしくみや歴史,日本の近・現代文学や古典文学,さらに漢文学について学ぶとともに,それらを踏まえて高校や中学校における国語教育のありかたについて理解を深め,国語教師としての見識と実力を備えることを目的として,4年間の授業が編成されています。

卒業生の多くは,各地で高校や中学校の国語科教員として勤めています。また,大学院に進んでさらに研究を深める人もいます。

国語文化系コースの専門科目

大学に入学すると,まずは,外国語を含む教養的教育科目を中心に学習します。また,国語文化系コースでは,国語文化教育学の専門科目も1年生から開講されています。

専門科目は,主に次の三つの領域から構成されています。

専門科目には,大きく分けると,教員による「講義」を主とした授業と,受講生自らが何らかの研究課題について調べ・考え・発表する「演習」の授業があります。2年生の前半までは「講義」が主ですが,2年生の後半から「演習」の授業が増えます。特に「演習」の授業は,研究課題の設定,それを解決するための研究方法の選択も,受講生自身が教員の指導を受けながら行うことが多く,受講生に,知る喜びと考える楽しさ,そして学問の奥深さを実感させてくれることと思います。

また,教員免許を取得するためには,「教育」そのものや教育制度などについて学ぶ授業や,教育実習も履修します。教育実習に先立って,附属中学・高校の先生がたの授業や先輩の実習を観察する機会も用意されています。

所属教員の専門分野や,今年度開講の授業については,次のページを見てください。

4年生になると,4年間の学習の集大成として,学生一人一人が卒業論文を執筆します。最近の卒業論文のテーマについては,次のページをご覧下さい。

取得できる免許・資格

国語文化系コースの基準にしたがって授業を履修すると,次の免許を取得することができます。

授業以外の活動

授業以外に,教員や学生が主催して行っている,種々の研究会・読書会が有ります。さらに,中学校・高等学校の国語の先生方をお招きしてお話を伺う企画や,講座内の教員・学生による研究成果の発表や外部講師による講演会などを行う研究発表会─国語教育カフェ─,在学教員・学生とOBで組織している「国語教育会」主催の「国語教育学会」など,学生が自主的に参加できる勉強・研究の機会が,たくさん用意されています。

それぞれの活動については,次のページをご覧下さい。

大学院 人間社会科学研究科

教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム〔博士課程前期〕,および,教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム〔博士課程後期〕では,「ことば」とその文化への深い理解,人間と社会及び両者の関係を「ことば」に即して考えていく力,そして中等教育の「国語」教育実践がかかえるアクチュアルな課題に対応し,「ことば」をめぐる広くかつ深い見識を以てさまざまな問題を考察,探求,解決していく力をそなえた人を育てることを目的として,研究者の養成,中・高等学校の国語科教員養成,教師教育を行っています。

教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム〔博士課程前期〕

国語文化教育学領域の教育・研究内容には,次の領域が含まれます。

本領域では,基盤領域としての国語及び国語にかかわる言語文化についての研究,教授・学習内容としての国語・国語文化の研究,ならびに国語・国語文化の教授・学習にかかわる課題の研究を行います。

学生は,各領域の授業を偏りなく履修するとともに,2年間の研究の成果として修士学位論文を執筆します。

教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラム〔博士課程後期〕

博士課程後期では,国語及び国語にかかわる言語文化の研究,教授・学習内容としての国語・国語文化の研究,ならびに国語・国語文化の教授・学習にかかわる課題の研究をさらに深めます。3年間の研究の成果として博士学位論文を執筆します。

最近の修士論文・博士論文については,次のページをご覧下さい。

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